文化の違いは結婚式にも表れます。
ということでぁめーりか西海岸の結婚式に参列したときのことをお話しします。
学生のときのルームメイトがアメリカの方と結婚することになり、式に呼んでいただきました。
式の前から両親・親戚・友人の接待をしつつ、準備を進める二人は多忙きわまる働きっぷり。
アメリカ全土の結婚式が当てはまるかはわかりませんが、基本的に準備はすべて当人達が行います。
式場は場所の提供だけみたいで、食事はもちろんケータリングを盛り付け、
飲み物は事前に持ち込んでおき余れば持ち帰る、
花嫁はメイクやヘアセットは準備した状態で式場へ向かいます。
日本みたいに会場が何でもやってくれるスタイルではないんですねー。
友人の意向かもしれませんが、ケーキカットはやってました。
ダンスタイムもあって、とっても面白かったです。
多芸な方がいらっしゃると、歌を歌ったり演奏したりもします。
「新郎新婦に一言」って時間が必ずあるようで、ここで今まで言えなかった事をいい、
さもなくば永遠に口を閉じよ、とのことでした。
「ずっと貴方が好きでした!」みたいな爆弾発言とか内心期待していたんですが、
そんな映画みたいなことは起こりませんでした。
式では「結婚します」の宣誓を行いますが、神父さんとか牧師さんの立会いが必要になるそうです。
このあたりは日本と違いますね。
お友達は「別に信者じゃないし、見ず知らずの人に承認されるのはなんかイヤ」、
と言うことで裁判所で宣誓をしました。
役所ではなく、裁判所がこういった業務をされるんですね。
驚きました。
あと大きく違うのはご祝儀です。
あらかじめプレゼントされたいものを伝えておき、それをプレゼントする。
映画とかでもありますが、お店にリストを預けておいて友人たちが連れ立ってそのお店に行く。
で、支払いは友人達。
なんとも合理的。
…物足りなく感じるのは私が日本人だからでしょうか。
他には式場にあるカードを入れておくボックスにカードとギフトカードを同封して贈るのが一般的な
ようでした。
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